妊娠中の脚のむずむずは何?原因は?解消法はあるの?
最近、寝る前とかジッとしてると足の中を虫が走るような、
かゆいようなむずむずした感じがあって・・・。
なんてことないですか?
私は、妊娠中に苦しみました。
実は、妊娠中はそうなりやすいみたいなんです。
そこで、今回は妊娠中に脚のむずむずは何なのか?
原因は?
解消法はあるのか?
を紹介していきます!
妊娠中の脚のむずむず
ある日突然、眠る前やジッとしていると、
足の奥のほうがむずむずむずむずなんて経験ないですか?
私は、長女・次女共に妊娠中に幾度となく苦しみました・・・。
ただでさえ、妊娠中って睡眠がうまく出来ないことがあったりする時期に出てくるのに
こんなかゆみみたいなは症状かなりつらいですよね。
妊娠中の仕事は、このおかげでよく寝不足になってました・・・。
実はこれ、「むずむず脚症候群」って、ちゃんとした名前があるみたいなんです。
出産とともに症状は治まったのですが、
妊娠中はどうやらなりやすい傾向にあるみたいです。
では、なぜ「むずむず脚症候群」になるのでしょうか?
その原因を探ってみましょう。
脚のむずむずの原因は?
日本人の20~50人に1人がむずむず脚症候群だといわれています。
そして、男性よりも女性によく見られる症状だといわれてます。
実は、この「むずむず脚症候群」の原因はまだ解明されていません。
有力なものとして「ドーパミンの伝達機能の低下」「鉄分不足」があげられます。
ドーパミンとは皮膚などから感じたことを脳内で伝達する機能になります。
しかし、全ての刺激を脳内で伝達してしまうと、
人間として生活に支障をきたしてしまうために
不要な小さい刺激には反応しないようになっています。
「むずむず脚症候群」の場合、
このドーパミンの機能が低下しているために小さい刺激を大きな刺激と勘違いして
脚にむずむずしたかゆみのような刺激を起こしてしまっているのではないか?
と考えられています。
そして、もう一つ「鉄分不足」。
ドーパミンの受け取りや生成に必要になるのが「鉄分」です。
鉄分は吸収率が悪く、妊娠中や授乳中は特に不足しがちになるので
妊娠中にむずむずした症状が出やすいのも納得がいく気がしますね。
むずむずする脚の解消法は?
では、むずむず脚は解消する方法はあるんでしょうか?
原因ではないか?いわれている
「ドーパミンの伝達機能の低下」と「鉄分不足」から
考えていきましょう!
まず、「鉄分不足」
日本人で一日に必要な鉄分は、成人男性の場合10ミリグラム。
成人女性で12ミリグラム。
妊娠後期や授乳中だと20ミリグラムも必要になるんです!
だからといって、鉄分の摂り過ぎはいけません。
上限量は40ミリグラムで、
それ以上摂取してしまうと嘔吐や吐血・腹痛などの症状が現れてしまいますので
とり過ぎないように注意しましょう♪
鉄分は吸収率が悪いため、
上手に体に取り込むためにいくつかポイントがあります。
・ビタミンCやたんぱく質ととる
・葉酸と一緒にとる
など、吸収を助けてくれる成分といっしょにとると効率よく摂取できます。
鉄分が多く含まれる代表的な食品として、
魚介類:鮎・マグロ・いわしなど
野菜類:パセリ・切り干し大根・ほうれん草など
その他:納豆・きな粉・コンビーフ缶など
一日の食事を少し注意して積極的に摂取していきたいですね!
次に、「ドーパミン」はどうやったら機能を高めることが出来るのか?
「ドーパミン」は、運動調節やホルモン調節、
意欲や学習に関わっている神経の伝達物質になります。
やる気を出すために必要なホルモンも「ドーパミン」が関係しているんですね。
この「ドーパミン」にを作り出しているのが、
非必須アミノ酸「チロシン」から作られており、
体内でも作られますが、外からも取り入れていくのが理想的です。
ドーパミンは食べ物でも取り入れることがあります。
増やす食べ物としては、
豆腐や納豆、鶏肉、アーモンド・ピーナッツ、ヨーグルトなど様々です。
それ以外では、笑ったり、好きなものに触れるなど行動することで増えることもあります。
このように、「鉄分不足」の改善、「ドーパミン」を増やすことで、解消が期待できます。
あとは、マッサージや運動なども効果が期待できます。
しかし、なかなか食べ物や運動などの生活を急に変えられない場合は、
むずむず脚の緩和が期待できるクリームなどもあるようなので、
チェックしてみてください♪
まとめ
いかがでしたか?
原因がわかると、なんとなくどうしたらいいのかもわかってきますね!
寝不足などゆっくりしたい時に出てくるので、
私も本当に辛かったのを覚えています。
参考になりましたら、是非取り入れてみてください。